【秋田市長記者会見】クマ脱走、予算編成、スタジアム…市民生活を揺るがす重要課題を総ざらい！

秋田市定例記者会見では、市長から4点の報告・発表があった。

まず、大森山動物園でのクマ脱走事案について、設備管理のヒューマンエラーが原因と判明し、市民に謝罪。再発防止策として体制強化や機器導入を進め、動物園は営業を再開する。

次に、令和8年度予算編成方針と次期総合計画について。人口減少による減収見込みの中、事業見直しをスピード感を持って進めるとともに、「稼ぐ」「魅力を高める」ことに予算を集中投資し、将来的な子育て支援等へ繋げる循環を目指す。総合計画では「共感」「共創」をキーワードに、現行計画の理念を引き継ぎステップアップを図る。

クマ対策では、人身被害10名発生を受け、報奨金倍増や公務員ハンターの募集など捕獲圧強化を進める。春からは管理強化ゾーン設定も予定。

スタジアム整備については、新設・改修の調査結果と財源について11月議会で説明し、三者協議に臨む。

最後にインフルエンザの流行レベルの高さに触れ、予防接種や手洗いの徹底を呼びかけた。