【松本市】ごみ有料化、ついに本格検討へ！いつから？なぜ？徹底解説

松本市では、ごみの排出量に応じた費用負担制度（ごみ有料化）の導入に向けた検討が進められています。

これは、ごみの減量化、再生利用の推進、そして排出者間の負担の公平化を目指すものです。

現在、松本市では家庭系ごみは原則無料（粗大ごみ一部有料）、事業系ごみは有料となっています。

ごみ減量化の必要性は、最終的に処理されるごみを減らし、地球温暖化防止につなげるためです。

しかし、家庭から出る可燃ごみには、まだ再資源化できるものが3割以上含まれているのが現状です。

また、ごみ処理施設の長期的な安定運営と費用低減のためにも、ごみの削減は不可欠です。

こうした背景から、新たな手法として、家庭系ごみの排出量に応じた費用負担制度の実施が判断されました。

この検討は、平成20年度から始まり、一度は有料化以外の施策推進が優先されましたが、市民の意識高揚とごみ減量の有効な手段として、改めて検討が進められています。

現在は、料金体系や水準などの具体的な手法について、松本市環境審議会に諮問し、専門部会が設置され、検討が進められています。

令和10年4月開始を目指し、最善な手法の検討が行われています。