【本宮市】太陽光発電施設の設置、どう変わる？市民と環境を守る新ルール！

本宮市では、近年増加する事業用太陽光発電所の建設に対し、自然環境や生活環境の保全、そして市民の安全・安心を守るため、「太陽光発電施設等の設置等に関する指導要綱」を制定しました。

この要綱は、パワーコンディショナーの定格出力合計が10kW以上の太陽光発電施設が対象となります（一部例外あり）。

事業者は、法令遵守に加え、地域住民との協調、土砂流出や騒音・振動、反射光対策、景観への配慮（緩衝帯や植栽設置など）が求められます。また、薬剤使用への配慮、看板設置と苦情対応、廃止時の適正な撤去・処分も義務付けられます。

設置には、事前相談、住民説明会（工事着手の60日前まで）、そして市への事前届出（工事着手の60日前まで）が必要です。工事着手・完了、運用開始、事業内容の変更・中止・廃止、地位承継の際にも、それぞれ所定の手続きと届出が義務付けられています。

市は、必要に応じて報告や調査を行う権限を有しています。この要綱により、ゼロカーボン社会の実現と持続可能な地域社会の両立を目指します。