吹田市ゆかりの画家・村居正之の世界へ！ニューヨークや古代ギリシャを巡る作品展

吹田市にゆかりのある日本画家、村居正之氏の作品が市内の公共施設で展示されています。

展示されているのは、1984年に描かれたニューヨークの街並みをテーマにした作品群。《ウォール街》、《グリニッジ　ビレッジ》、《ダウンタウン》、《ソーホー》、《セントラルパーク》といった作品からは、都会の喧騒や静謐さが描かれています。

また、2009年制作の《悠》では、月光に浮かぶスニオン岬のポセイドン神殿の厳粛さを、1995年制作の《デルフィの星》では、デルフィのアテナ・ブロナイア神域の壮麗さを表現。

これらの作品は、吹田市総合防災センター、千里ニュータウンプラザ、千里山・佐井寺図書館（ちさと）で鑑賞できます。

村居氏は1947年京都市生まれ。日展での特選受賞や、日本・ギリシャ修好100周年、オリンピック記念郵便切手の原画制作など、数々の功績を残し、現在も大阪芸術大学教授などを務める著名な画家です。