【要注意】その「野焼き」、違法かも？罰則と例外を徹底解説！

庭先や野外でのごみ焼却、簡易焼却炉やドラム缶を使った焼却は、廃棄物処理法で禁止されています。特にビニールやプラスチックの焼却は、有害なダイオキシン類を発生させ、周辺環境に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

ただし、以下の限られたケースでは例外的に認められることもありますが、煙や臭いなどが近隣に迷惑をかけないことが前提です。

1. 施設管理のための焼却（道路、河川など）
2. 災害時の予防、応急対策、復旧のための焼却
3. 風俗習慣上または宗教上の行事のための焼却
4. 農業、林業、漁業を営む上でやむを得ない焼却
5. 日常生活における軽微なたき火など

例外に該当する場合でも、煙や臭いで近隣に迷惑がかかる場合は指導の対象となり、直ちに中止（消火）する必要があります。

違法な野焼きを行った場合、個人には5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、法人には3億円以下の罰金が科せられます。未遂も罰則の対象となります。