【戦後80年】国が贈る弔いの気持ち ～第十二回特別弔慰金、受給資格と請求方法～

先の大戦で国に殉じた方々の遺族に対し、戦後80年を機に特別弔慰金が支給されます。

支給されるのは「第十二回特別弔慰金国庫債券『い号』」で、額面は27.5万円（5年償還）です。

支給対象者は、恩給法等による遺族年金等の受給権者がいない場合に、戦没者等の死亡当時の胎児を含めた子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹の順で、一定の要件を満たす遺族1名に支給されます。

請求期間は令和7年4月1日から令和10年3月31日までです。期間を過ぎると受け取れません。

請求窓口は、お住まいの市区町村です。窓口は事前予約制となっており、申請書類は窓口で配布されます。オンライン申請（マイナポータル）も可能です。

本人確認書類のほか、戸籍抄本など、過去の請求状況によって必要書類が異なります。不明な点は、事前予約時にお問い合わせください。

高齢等で来庁が難しい場合は、任意代理人による請求も可能です。

国債の交付までには、申請受付から1年～1年半程度かかります。