飯南町、未来への挑戦！教育改革から産業振興、地域活性化まで網羅した町長行政報告

飯南町長は、令和７年第６回定例会にて、国政の動向を踏まえつつ、町が進める多岐にわたる施策を報告した。

物価高騰対策として、い～にゃんPAYを活用した支援策を検討。姉妹・友好都市との記念行事では、伊丹市、大村市との絆を再確認した。

教育分野では、飯南町教育環境基本計画に基づき、小中学校再編に向けた意見交換を実施。志々小学校は頓原小学校との統合を令和９年４月を目指す。保育所のあり方や、乳児等通園支援事業（こども誰でも通園制度）についても言及。来島地区の滞在型地域交流拠点施設「三日市NODE」が完成し、４月からの運用開始に向けて準備を進める。頓原地区のこども広場整備も計画。

産業振興では、飯南米の品質向上や畜産の振興、有害鳥獣対策に注力。電子地域通貨「い～にゃんPAY」では、利便性向上のためAコープが加盟する。交流物産館「iまるシェ」は来年３月末で指定管理を終了するが、販路拡大に貢献した。琴引フォレストパークスキー場は、自動発券・改札システムを導入し、12月19日に営業開始。町民特別価格のリフト券も販売。

地域福祉では、予防接種の状況や民生児童委員・主任児童委員の改選、地域ケアフォーラムの開催、特別養護老人ホーム統合支援について報告。飯南病院正面玄関周辺の整備も完了間近。

地域づくりでは、地域おこし協力隊インターンの受け入れ拡充、林野火災への対応、災害復旧、冬季の安全確保、赤名トンネル改修整備、町道頓原長谷線の道路改良について説明。水道料金の見直しも、安定供給のため検討を開始した。

行政運営では、功労者表彰やCATV等による町政座談会の実施、笑顔あふれるまちづくり懇話会について触れ、令和７年度補正予算についても説明した。