【三重県経済】生産・消費・雇用、足踏み状態続くも一部に改善の兆し

三重県内の経済は、生産・個人消費・雇用情勢のいずれも足踏み状態が続いています。

生産面では、鉱工業生産指数が4か月ぶりに前月比で増加し、7か月後方移動平均でも上昇が見られましたが、全体としては持ち直しの動きに鈍化が見られます。

個人消費も同様に持ち直しの動きに足踏み状態です。大型小売店の販売額は7か月連続で前年同月比プラスを維持し、7か月後方移動平均も上昇していますが、自動車の新車登録台数・販売台数の合計は、3か月ぶりにプラスとなったものの、7か月後方移動平均では低下しています。

雇用情勢には弱さが見られます。有効求人倍率は1.18倍と、前月から0.04ポイント上昇しました。

一部に改善の兆しが見られるものの、全体としては依然として厳しい状況が続いています。