【義務化】給与から住民税を天引き！兵庫県で特別徴収が100%実施へ

兵庫県と県内全市町は、個人住民税の特別徴収（給与からの天引き）を推進しています。これは地方税法等で定められており、所得税を源泉徴収する事業主には原則義務付けられています。従業員は毎月の給与から住民税が天引きされ、事業主はそれを市町に納入します。

この制度により、従業員は納め忘れや滞納のリスクがなく、納税の手間も省けます。事業主にとっては、税額計算や年末調整の手間は市町が行うため、所得税源泉徴収に比べて負担が軽減されます。従業員が10人未満の事業所には、納期を年2回にする制度もあります。

今後、徴収率100%を目指し、文書や訪問による指導が順次実施される予定です。