世田谷区、障害者の工賃向上へ「世田谷フォント」導入！官民連携で新たな挑戦

世田谷区は、障害者施設の工賃向上を目指し、「世田谷フォント」を活用した実証実験を開始しました。

「世田谷フォント」は、障害のある方と学生・プロのデザイナーが協働し、障害のある方の原画から生まれた「ご当地フォント」プロジェクトの一環です。ライセンス利用を通じて、障害のある方の収入支援を図ります。

この実証実験は、世田谷区が推進する民間提案型の実証実験制度に基づき実施されます。区は世田谷フォントのデータライセンスを購入し、職員が名刺やメール署名、PowerPointテンプレート、デスクトップ背景などに使用します。

実験期間は令和7年11月から令和8年3月末まで。この導入が、障害者施設の工賃にどのような波及効果をもたらすかを検証します。