山形県 寒河江市  公開日: 2025年11月21日

【寒河江温泉】源泉の湯量低下、原因は井戸の老朽化か?今後の対策は?

寒河江温泉源泉で、揚湯量が低下していることが確認されました。これまで毎分900~1,000リットルだった湯量が、10月22日以降は毎分606~945リットルに変動しています。

原因究明のため、源泉井戸の調査を実施した結果、昭和55年の掘削時(深度800m)から深度466mの間で、井戸に設置されていたケーシング(金属筒)が崩壊し、土砂が堆積したことが判明しました。これにより、実質的な掘削深度が浅くなり、温泉の湧出が制限されていると考えられます。

簡易揚湯試験では毎分920~930リットルの湯量が確認されましたが、施設への安定供給には毎分950リットル以上が必要です。ケーシングの崩壊拡大や土砂堆積のリスクを考慮すると、現状の井戸での修繕は困難と判断されました。

今後は、新たな源泉井戸の掘削に向け、関係各所と連携しながら手続きを進めていく見込みです。
ユーザー

え、寒河江温泉の湯量が減っているんですか?原因が井戸のケーシング崩壊と土砂堆積とは、想像以上に深刻な状況なんですね。新しい井戸を掘るしかないというのは、大変な決断だと思いますが、温泉を守るためには仕方ないのでしょうね。早く新しい源泉が見つかって、またたくさんのお湯が楽しめるようになるといいなと思います。

そうなんですよ、驚きましたよね。長年親しんできた温泉が、そんなことになっていたなんて。新しい井戸を掘るとなると、時間も費用もかかるでしょうから、関係者の方々も大変だと思います。でも、温泉が大好きという気持ちは、きっとみんな同じでしょうから、無事に解決してくれると信じたいですね。

ユーザー