【杉並区】元区顧問の不適切発言を公表、区長が謝罪「決して許されるものではない」

杉並区は、元区顧問（文化行政担当）が指定管理事業者の職員に対し、社会通念上許容される範囲を逸脱する不適切な発言をした事実を公表しました。

公益監察員の調査によると、元顧問は「職員の成長を願って指導の一環」と弁明しましたが、調査結果は、発言が職員の人格を攻撃し、職場での孤立や萎縮を招くものであったと認定。元顧問の発言は、当該職員の人格を否定し、尊厳を著しく侵害する「人の権利を害するおそれがある事実」に該当すると結論付けられました。

杉並区は、今回の事案を受け、顧問（8名）へのハラスメント研修を実施し、再発防止に努めるとしています。

岸本聡子区長は「決して許されるものではない」と謝罪し、区民の信頼回復に努める姿勢を示しました。