【災害時の命を守る】板橋区が支援する「個別避難計画」で、あなたと大切な人を守る方法

板橋区では、災害時に一人で避難が難しい高齢者や障がい者（避難行動要支援者）のために、具体的な避難方法を記した「個別避難計画」の作成を支援しています。

近年多発する豪雨災害での犠牲者の多さを踏まえ、特に水害リスクに焦点を当て、誰と、いつ、どこに、どうやって避難するかを明確にします。計画を家族や支援者と共有することで、逃げ遅れを防ぎ、安全な避難に繋げます。

対象者は、身体障害者手帳1～3級、愛の手帳1～3度で要介護・要支援認定を受けていない方、避難行動要支援者名簿への記載に同意し、浸水地域または土砂災害警戒区域に居住している方です。

計画作成は、日頃から関係のある計画相談支援事業所などがサポートします。作成した計画は、本人の同意を得て支援者と共有し、円滑な避難を目指します。

作成支援対象者以外でも計画を作成し、区に提出できます。ただし、支援は支援者の安全が前提であり、行政が支援者を法的に保証するものではありません。日頃からの地域との関係づくりや、ご自身の防災対策も大切です。