【災害に備える】「自分を守る」ための実践ガイド：避難・備蓄・感染症対策まで

災害発生時、自分自身の身は自分で守る意識が重要です。日頃から、防災マップや洪水ハザードマップで自宅周辺の危険性や安全な避難経路を確認しましょう。

避難は、原則として危険な場所にいる人が行うものです。自宅が安全であれば「在宅避難」、安全な親戚・友人宅などへの「分散避難」も検討しましょう。避難行動について家族と具体的に話し合う「マイ・タイムライン」の作成も推奨されます。

備蓄品としては、7日分程度の水や食料に加え、生活必需品、マスクや手指消毒剤などの感染症対策品を用意しましょう。「ローリングストック」を取り入れ、日常的に消費しながら備蓄を更新するのも効果的です。

災害情報は、防災行政無線、メール、SNSなどで発信されます。避難所では、手洗い、咳エチケット、こまめな換気、人との距離確保といった感染症対策を徹底しましょう。発熱などの症状がある場合は、電話相談窓口を利用してください。ペットとの同行避難については、事前に預け入れ先を決めるなどの準備が必要です。