北海道 栗山町  公開日: 2025年11月19日

認知症と向き合う社会へ:栗山町イベントで「逆転人生」に学ぶ

栗山町で毎年恒例の「ふれあい広場くりやま」が開催され、地域包括支援センターはイベントブースを出展しました。

今年は、NHK番組「逆転人生」で放送された、認知症の親が起こした鉄道事故と、遺族の高井隆一さんが社会を動かした逆転裁判のドキュメンタリー映像を上映。高井さんは、家族介護の経験や、JR東海からの損害賠償請求訴訟、そして最高裁判決での逆転勝訴に至る経緯を語りました。

この講演は、認知症は家族だけの問題ではなく、社会全体で考えるべきであり、病があっても共に支え合い地域で暮らすことの重要性を訴えるものでした。51名の参加者が、番組内容に共感したり、驚きを示したりしていました。

栗山町では、認知症の方の行方不明などに備え、「見守り・安心キーホルダー」を交付しています。
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認知症のご家族を支えることの困難さ、そしてそれを乗り越えて社会に働きかけた高井さんのストーリーに、胸を打たれました。病気と向き合いながらも、地域で共に生きるというメッセージは、私たち一人ひとりが心に留めるべき大切なことだと感じます。見守りキーホルダーのような具体的な取り組みも、とても心強いですね。

そうなんですね。ドキュメンタリー映像、きっと多くの方が心を動かされたことでしょう。家族だけで抱え込まず、社会全体で支えていくという考え方は、本当に大切だと思います。身近なところから、何かできることはないかと改めて考えさせられました。

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