劇団四季が教える！小学生が「話す力」をぐんぐん伸ばす秘密とは？

日本を代表する演劇集団「劇団四季」は、舞台芸術だけでなく、豊かな社会の実現に向けた公共活動にも力を入れています。その一つが、小学校5～6年生を対象とした『美しい日本語の話し方教室』です。

この教室では、劇団四季の俳優が小学校を訪問し、児童に「話し言葉としての日本語を明晰に話す」ための実践方法を指導します。授業では、母音をはっきり発音することの重要性や、日常生活で役立つ「話しことば」の表現技術を学びます。

後半では、ミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』の楽曲「友だちはいいもんだ」を使い、歌詞の思いを正確に伝える歌い方を習得します。児童は短時間で学習内容を吸収し、実践していくことで、歌や感受性から生まれるクリエイティブな発想を言葉で表現する力を養います。茅ヶ崎市では、2016年からこの教室が実施されています。