愛媛県農林水産研究所、最新研究成果を公開！新品種育成からスマート農業まで、未来の農業を切り拓く挑戦

愛媛県農林水産研究所は、令和6年度の試験研究成果を公開しました。

本年度は、13の主要な研究テーマに取り組みました。
新品種育成では、サトイモ「愛媛農試V2号」を超えるスーパー品種開発や、高品質・極良食味の早生水稲品種「ひめの凜シリーズ」の開発を進めています。

また、スマート農業技術の開発・普及にも注力。AIを活用したサトイモ栽培支援システムや、ドローンによる病害虫判定システム、自動給水機による水管理の省力化などを実証しています。

さらに、柑橘のせん定技術習得システム開発や、急傾斜地農業の超省力化に向けた小型農業ロボットシステムの開発、生分解性マルチのサトイモへの適用検証など、多様な課題解決に向けた研究も行われています。

これらの研究成果は、愛媛県の農業の持続的な発展と所得向上に貢献することを目指しています。