未来へつなぐ！匝瑳市、やさしい農業で「オーガニックビレッジ」宣言

匝瑳市は、豊かな自然と農業を次世代へ繋ぐため、有機農業や環境に優しい農業を推進しています。

2025年11月、みどりの食料システム戦略に基づき「匝瑳市有機農業実施計画」を策定し、「匝瑳市オーガニックビレッジ宣言」を行いました。

地域ぐるみで、生産から消費まで一貫した有機農業の取り組みを進めています。

具体的には、学校給食に市内で生産された有機米や、無農薬・無化学肥料の手作り味噌「おしゃべり味噌」を提供。

また、ソーラーシェアリング（営農型太陽光発電）と有機農業を融合させ、大豆や麦の栽培、加工品開発も行っています。

ふるさと納税の返礼品や、観光物産センターでも、環境に配慮した農産物加工品を入手できます。

さらに、千葉県や環境省とも連携し、脱炭素先行地域としての取り組みも推進。

化学肥料・農薬の使用を減らす「ちばエコ農産物認証制度」や、環境保全型直接支払交付金、みどり認定制度などを活用し、持続可能な農業の実現を目指しています。