茨城県知事、ガソリン税減収への懸念、外国人材受け入れ、常陸牛輸出、水戸ホーリーホック躍進など、多岐にわたる県政課題に言及

茨城県知事は定例記者会見で、ガソリン税・軽油引取税の暫定税率廃止による174億円の減収見込みに触れ、国の責任ある財源確保を求めた。

また、外国人材の適正雇用推進のため、優良企業認定制度を導入し、不法就労対策との両立を図る方針を示した。

常陸牛の海外販路拡大に注力し、ブランド力向上と生産性向上を目指す。

大の里関への県民栄誉賞授与を称賛し、韓国へのトップセールスでは仁川便就航を機に、ゴルフ以外の多様なアクティビティの魅力を発信するとした。

J2水戸ホーリーホックのJ1昇格に期待を寄せ、県内サッカー熱の向上に繋げたい考えを示した。

さらに、サツマイモ基腐病の発生を受け、周辺地域への徹底した防疫措置を指示した。

新しい県総合計画では、生産性向上、差別化、インフラ投資、多様性の確保を重視する。

「いばらき幸福度指標」は継続・発展させ、客観的なデータに基づき県の現状を把握する一方、主観的な魅力度ランキングは考慮しない方針を改めて示した。