50年前の市長からのメッセージに込められた「受け継がれる意志」とは？

市長就任から半年が経過した11月、市長は毎月初めに庁舎から発信するメッセージで、職員との価値観共有や政策の方向性を示すことの重要性を改めて述べました。

先日、秩父市制施行50周年記念事業で開かれたタイムカプセル開封式では、2000年に当時の市長が2025年の市長へ宛てた未来への手紙が取り出されました。そこには「伝統の温かみと新鮮な感動を咲かすまち」という将来像と共に、道の駅建設や市町村合併への強い意欲が記されており、市長は胸を打たれました。

この体験から、市長は「受け継がれる意志」を強く意識したと語ります。時代や合併を経ても、市民の幸福のために尽くすという志は変わらないとし、日々の仕事が過去の人々の努力と願いの上に成り立っていることを実感。

市長は、自身たちがその想いと意志を次の世代へつなぐ走者であると位置づけ、過去の歩みを生かすことが未来へ進む力になると確信しています。これからも市民と共に、伝統の温かさと新しい感動を育むまちづくりを進めていく決意を示しました。